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山のツバルについて

山のツバルについて

「山のツバル」は特定非営利活動法人 Tuvalu Overviewが鹿児島の財部町で運営している体験施設事業の総称です。築80年の古民家「山のツバル」に宿泊し、懐かしい日本の暮らしを体験しながら、沢山のことを学び、学んだことを共有することを目的に運営されています。

鹿児島の山間部に位置する財部町は林業の町として有名です。鹿児島にありながら夏も涼しく、冷たい湧き水にささえられた米作、四季折々の畑からの作物、などによって豊かな暮らしが残る田舎町です。この町にほど近い山の中に築80年の古民家「山のツバル」があります。当団体が企画運営する体験コースは、この古民家を中心に行われます。

古くから日本に息づく暮らし、自然を敬い周囲の自然から分けて頂く貴重な資源を、無駄なく贅沢に使いこなす技、その技を磨いて多くの方々と共有することは、化石燃料に依存しない低炭素社会の基礎を創りだす貴重な一歩となることでしょう。

私たちはツバル国で培ってきたエコツアーの実績と経験に基づき、地元の方々のご協力を仰ぎながら、これから迎える低炭素社会への確実な足がかりを創り出すために、「食の地産地消とエネルギーの自給自足」を活動のキーワードに掲げて、参加者のみなさんのみならず、この事業にご協力くださるみなさんにも、貴重な経験と時間を共有できる事業展開を目指しています。

体験施設「山のツバル」と周辺の歴史

当事業の拠点施設である「山のツバル」は鹿児島の山間部、宮崎県の都城市に近い財部町の山の中にあります。地勢的に西側の鹿児島エリアと東側の宮崎エリアの境目にあり、薩摩藩でありながらも、それにこだわらない自由でユニークな人々が住むエリアととらえられてきました。

財部という珍しい地名の由来は古く、大和朝廷が日本を治めていた5世紀まで遡ります。当時この地には日神を祭る斎場がおかれていて、そこに配置された人々のことを「たからのひまつりべ」と呼んだそうです。この「たから」の部分を、当時の女帝「宝皇女」の宝に由来して、財部となったと考えられています。708年には日光神社も建立されています。

山のツバルがある村落は都から流れ着いた平家の落ち武者によって開墾されたとされており、現在の財部の発祥地であると言われています。幕末には、新婚旅行で鹿児島を訪れた坂本龍馬とおりょうが通過したとされる旧道も残っており、静かな山深い村落は歴史に満ちています。

体験施設「山のツバル」のご紹介

「食の地産地消とエネルギーの自給自足」の実現の拠点となることを目指して再生工事を行った、体験施設「山のツバル」をご紹介します。

「山のツバル」は築80年を超える古民家です。写真右の大屋根が母屋、その左側が囲炉裏間、左側の切り妻の部分は、一階に釜戸と五右衛門風呂、二階は米倉になっていました。痛みの激しい米倉は、水回りと管理機能を集約した建物へとリフォーム。母屋を含む既存部分は、柱の沈下による床の傾き、長年の台風の風圧による柱の傾きを調整し、部分的に新しい材料に入れ替えるなどの再生工事を行い、古民家といえども、快適に安心して過ごせる建物となっています。(再生工事の模様はブログ「古民家再生」で詳しく説明しています。)

この古民家の最初の家主が獣医だったため、山深い杉の大木に囲まれたこの家はいくつもの珍しい特徴を持っています。まず、家の南側に庭が無く、庭は北側に広がっています。庭には治療中の馬や牛といった家畜の為のスペースと小さな診療所がありました。

また家の玄関には蛙又や斗供が飾られ、動物の魂を預かる神社のような門構えになっています。切り妻には懸魚を見ることができます。

建物の構造は立派な丸太が多用され80年たった今でもがっしりとしています。壁や天井などにはその当時高級品であった杉の板材がふんだんに使われており、一見して他の古民家とは異なる特徴が大きな魅力です。

再生工事で導入した設備・今後の整備予定

古民家を再生し拠点施設にするために下記の設備を導入(一部予定)しています。

  1. バイオトイレ(水を使わずおがくずの力で糞尿を肥料に分解します 正和電工株式会社
  2. 薪風呂(周辺の豊富な間伐材を有効利用します)
  3. 薪ストーブ(2011年導入済み 協力 ファイヤーワールド 永和
  4. 太陽熱温水器(2011年導入済み 協力 コトブキ光熱株式会社
  5. 太陽光電池パネル(2016年導入工事中 協力 NPO非電化地域の人々に蓄​電池をおくる会
    ソーラーパネル構成図 yamano-Tuvalu-48V.pdf

また、田畑の整備と維持も同時に行い、将来的には化石燃料が無くても、一定の水準の暮らしがスマートに実現できる施設環境創りを目指します。

※山のツバルでは「自然農」を実践しています。これは有機栽培自然農法ではなく、Wikipediaに説明があるとおり「不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする農法」を軸としながら、自然を敵とせず人間は自然の一部であることを体得していく精神的な要素が含まれています。これは、山のツバルのコンセプトとも共通している為、積極的に実践しています。自然農について詳しく知りたい方は1937年という遠い昔にスタートし独自の自然農を生み出した「福岡正信」さんの書籍「自然農法ーわら一本の革命」を読んでみてください。

2010年からオーナーでもある当団体代表理事の遠藤が住み込みで施設の整備工事を行っております。この事業に対してのご支援、ご協力をお待ちしております。お問い合せは下記までお気軽にお寄せください。

お問い合せはこちらからお願いします。

お問い合せフォーム(当団体Tuvalu Overviewの問い合わせフォームが開きます)

特定非営利活動法人 Tuvalu Overview 代表理事 遠藤 秀一
〒110-0001 東京都台東区谷中7-5-5
電話 03-5834-1456 FAX 03-3821-7898


※1 プライバシーの関係で「山のツバル」の住所は公表していません。

  • Posted by: yamanomalo
  • 2010年4月7日 10:17 AM

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[企画・運営・主催団体]

NPO Tuvalu Overview
〒110-0001 
東京都台東区谷中7-5-5
電話 03-5834-1456
FAX 03-3821-7898

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