東京に戻ってから1週間、そろそろ現場はどうなったかな?と気にしていたところに、西田さんから現場の写真が送られてきました。
おーーーー北側の縁側がほぼ完成しています!雨戸の戸袋も良い感じじゃないですか!!左側の押入になる部分の外壁も下地が入り始めています。
こちらは南側の作業の様子。こちらも縁側の柱が新しく立て直されて、それだけでも凜とした印象になっています。しかし、こうやって人が立つと、この家の床の高さの高いことに驚かされますね。バリアフリーなんていう概念はちょっと前まではなかったのです。それよりもシロアリ対策が大切。この写真を見るとツバルの高床式の伝統的な家の造りを思い出します。見え方はちょっと違いますが、成り立ちはほぼ同じです。
こちらは今回の再生工事では一番単価が高かったバイオトイレです。ようやく搬入されてきたようです。おが屑と腸内細菌の力で便を処理する仕組みです。どうなるか?これも楽しみですが、失敗すると困りますね・・・新しい技術を導入するというのは賭の部分もあって怖いのですが、水を使わないトイレ!素敵じゃないですか。それに古くなったおが屑は肥料にもなるというので一石二鳥です。
玄関正面にもちょっと変化があります。管理棟のベランダに手摺りが付きました。ちょっと間の抜けた表情でしたが手摺りが付くとがぜん引き締まって見えます。
山のツバルの再生工事は、この後、しばらく休止となります。他の現場の建て方など大きな仕事が幾つかあるのと、口蹄疫の問題にも配慮してのことです。隣家も仔牛を育てる農家なので、車の出入りには神経質になっているようですし、鹿児島でも口蹄疫が!なんていうニュースは聞きたくないです。