バイオトイレ

山のツバルのトイレは、給水も排水も必要ないバイオトイレです。おが屑で人糞を処理して、尿は機械の底にある電気ヒーターで蒸発させて処理します。おが屑は年に2/3回交換すれば良いだけで、排出したおが屑は肥料にして良いそうです。良いことずくめのバイオトイレですが、欠点もあります。まず、高い!70万円位します。メーカーは強気で絶対に値引きしてくれません。そして、でかくて重い!まあ、これはしょうがないでしょうけどね。

カタログからは絶対に分からなかったのは、おが屑を撹拌する時の音がものすごくうるさくて、たまには、ドドドドドという振動をともなったり、女性の叫び声のような音がしたり、男性の断末魔のような音がしたりで、慣れない内は飛び起きることもしばしばでした。

この点について、メーカーの担当者に問い合わせたところ、3ヶ月もすれば異音はなくなりますよ。との答え。それを信じて使い続けてみることにします。それから、2時間に一回の撹拌運転のタイミングが、いきなりずれて、撹拌動作を2回繰り返したり、ヒーターのオンオフのリレーがカチカチカチカチ鳴り続けたりと、色々騒がしいトイレです。その点は理解して購入した方が良いと思いました。

バイオラックス K-15 定価68万円 製造販売 正和電工株式会社

One Response

  • […] 山のツバルのトイレはオガクズを活用して糞尿を処理するバイオトイレです。山小屋など下水道が整備されていないところに設置されるタイプの機器です。妻と2人で使用する状況では、オガクズを交換するのは年に2回程度で、それほど苦もなく使用していますが、問題なのは電気代です。 […]

Comments are closed.