11月になって僕たち夫婦は山のツバルに引っ越しをしました。ファイヤーワールドの富井代表の「色々お手伝いしますから頑張って検討してみてください!」という温かいエールもあって、荷物を片付けながら冬に備えて薪ストーブの検討も続けています。設置場所とお勧めのストーブを幾つか教えて頂いた後に、カタログの寸法を見ながら模型を作ってみました。左がSCANというメーカーのCI-8GL、右はMORSOの3440CBです。両方とも輻射熱式ではなく対流熱式のストーブです。輻射熱式は本体からダイレクトに熱を放出して部屋を暖める方式で、床や背面の壁に断熱対策の煉瓦などを施工しなければなりません。それに対して、対流熱式はストーブの側面と後面に外壁を設けて、本体と壁の間の空間で空気を熱して部屋に放出することで空間を暖めます。値段は少しだけ高くなりますが、煉瓦の施工費を考えるとトータルではお安くなります。
この2機種、性能も値段もほぼ変わりがないのですが、足の長さがちょっと違います。こうやって比較してみると、本当に少しの差なのですが、この空間に対してはCI-8GLがちょっと出しゃばった印象になりそうです。3440CBはこぢんまりとしていて「どうだ!デンマークから来た薪ストーブだぞ〜エッヘン」という印象がありません。僕としてはMORSOの佇まいが好きなのですが、寒がりの妻としては少しでも大きい方が暖かいはず!ということで、しばらくどちらの機種にするか決まりそうもありません。