今年、鹿児島と宮崎は口蹄疫に振り回された一年でした。山のツバルの再生工事も口蹄疫の影響で半年ほど工事をストップしなければならず、工事を再開した頃には職人さん達も他の仕事が溜まっていたりしたのだと思いますが、いきなりのやっつけ工事になってしまったところがいくつも出てきてしまいました。2階の事務室につながる階段も図面とは随分違うおかしな周り階段となっています。これだと形も悪いし、使い勝手も良くないので思い切って「切断」することにしました。といっても階段を切るなんてことは生涯で初めてのこと(多分最後でもある)。なかなか踏ん切りがつかなくて始められなかったのですが、階段の横に棚を作らないと、引っ越しの片付けが進まないこともあって、無理矢理作業を進めることになりました。あーどうなるんだろう・・・不安一杯のスタートです。
とりあえず、無理矢理切断!ノコギリが入らない場所があったり、機械でバチバチ打ち込む針金だけの釘が隠れていたり、どうにもならないかも?と思う瞬間もありましたが、どうにか希望の寸法まで切り詰めました。
階段の踏み板を15mmほど出して納めたかったので、材料に直に図面を書いて作業を進めます。これも初めての経験でした。切断に成功した後は結構すいすい進んで、一から作るよりはマシかな?とか思いながら作業を進めます。
3日間かけて完成しました!ちょっと怪しいところもありますが人間臆せずやればなんとかなるもんですね。あーすっきりした。