山のツバルのお風呂は薪で沸かすお風呂です。勝手口とお風呂の間に、薪をくべる焚き口があります。
角度を変えてみるとこんな感じです。他の家を見ても焚き口は防火上もあると思いますが、こんな感じで外部に設置されています。設計をしている時は特に疑問も持たなかったのですが、実際使ってみて、冬も厳しくなってくると、お風呂を焚くために外に出るのは寒いし辛い(まだまだあまいですね…)、雨の日などは吹き込み雨に打たれながらの作業になります。ん〜、これから本格的な冬になる前に、もう少し楽にお風呂を焚けるように改善しよう!ということで、また古材を眺めます。
物置を探してみたらなんとなくマッチしそうな建具が2枚セットで残っていました。それに鴨居も敷居もあったので、力尽くで建具を取り付けて雨風を防げる焚き口にすることにします。これがあれば、勝手口からの風の吹き込みも和らぐかも知れません。
材を集めてきて勘を頼りに組み上げていきます。夕方になるととっても寒い!冬と勝負しながらの作業です。
で、どうにか間に合いました・・・・これで雨や雪が降っていても、安心してお風呂が焚けます。結局大晦日までかかりましたが、できあがって良かった〜
雪が溶けてからちょっと手を入れてこんな感じになりました。夏場は、建具を取り外してしまえば、涼しくお風呂を焚くことができます。