薪ストーブ建具工事

2月3日、今日も室温は0度です。ついつい嬉しくてストーブに火を付けてみます。ちなみにストーブの上の白い半透明な部分はプラスチックの段ボールを張ってごまかしていますが、ほとんど外とつながっているような状態です。早く建具を入れないと・・・

大きな穴を塞ぐ前に、多分ものすごく面倒なことになりそうな建具の切り詰め工事を進めることにします。3枚並んだ建具の内の一枚を切り詰めて縦長のサイズに変更して、きっちりと閉まるようにしなければいけません。

このような木製の建具はガラスを入れるためのスリットが一番上に空いています。上から順に4枚のガラスを抜いてから作業がスタートです。これも、割らないように、そっとそっとガラスを抜きます。

仕口が外れて分解できるかな?と思いましたが糊付けされているようでビクともしません。仕方なくギリギリのところをノコギリで切断します。

あ〜失敗・・・縦の桟に傷がついちゃいました…まだまだ素人大工です。

糊付けされたいた仕口をドリルと鑿で掘り起こし再生します。建具の仕口は細かくて素人には難問です。昔の人はよくこんな口を器用に作ったものだな〜と感心しながら穴を戻しました。

雄側の仕口も作り直します。この桟木が柔らかく作業がしやすかったので、こちらは思ったより綺麗にできました。

5時間ほどかかって建具の切り詰め作業が終了です。ちょっと隙間もありますが、素人が初めて手がけるにしては上出来…ということにしました。

ストーブの裏側の穴にも適当に合う昔の欄間の廃材があったのでそれをはめ込んで、なんとなく、一件落着。欄間の部分は明日もう少し工夫しようかと思いながら疲れて寝てしまいました。