朝晩は冷え込むものの、日々ゆっくり春に向かって日差しも風も移りかわって行っています。お隣さんの「牛小屋の脇の土手に野蒜が芽吹いているよ」というお声かけに、早速、野蒜を摘みに行きました。柔らかい土の土手に生えているこの山菜は、今が旬で、もう少しして塔が立って花が咲くと食べられなくなります。表面にでている葉っぱと茎をゆっくりと引き上げていくと白くて小さい球根ごとスルッと抜けてきます。
さっと洗って茹でて酢味噌和えにするのが一番簡単で風味を楽しめる食べ方でしょう。細かく刻んで味噌汁に入れても良いし、天ぷらも美味しいそうです。細かく刻んで味噌と和えたペーストを油揚げの上に薄くのばして、魚焼き器で軽く火を入れていただく味噌田楽風もお勧めです。
山菜は良いですね〜、摘み取る時も楽しいし、見ても食べても季節感が味わえるし、なにしろ旨くて無料です。このような野草や山菜が安心して食べ続けられる日本でありたいものです。
僕が生まれ育った福島と仙台の美しい自然が、放射線で汚染され続けています。ものすごく悲しいことです。一刻も早く事故を収束させて、これ以上未来へ悲惨な被害を押しつけることの無いようにして欲しい物です。同時に、日本国内に50数基あるという原子力発電所の即時停止を求めていきたいと思います。
この機会に原子力発電所を止めて、自然エネルギー立国を目指し実現することが出来なければ、私たちの日本という国に未来は無いかもしれません。政治家や産業界の人達が正しい選択をすること祈ってやみません。