春になると様々な野草や山菜が野に山に溢れます。今日は、そろそろ裏山に孟宗竹のタケノコがでているのではないかと思い、お隣のおじさんに案内をお願いして竹林に行ってみました。だいたい、毎年同じところから生えてくるので、その辺りを足で踏んでタケノコの気配を探します。足裏にとがった感触があたればそれがタケノコの先っぽです。竹を見上げてもだいたいどの方向にタケノコが出るかは分かるそうです。見上げて一番下のフシについている枝が生えていく方向が根が張っている方向なので、その辺りを探すと出てきている確率が高いんだそうです。本当に色々勉強になります。
まだ時期が早いのか、今年が寒すぎたのか、4本ほど見つけて丁寧に掘り起こします。なかなか良い大きさのタケノコが採れました。取れたてはアクも少ないので、さっそく料理してしまいます。
大きい方はタケノコご飯と炒め物、小さい方は薪ストーブで丸焼きにします。
薪ストーブの熾きに入れて5分くらい。タケノコの先っぽから蒸気が噴き出すようになったころを見計らって、取り出して皮をむいて食べてみました。枝豆のような風味もあって甘くて旨い!こんな贅沢が出来るのも自然が豊かなおかげです。その自然を守り伝えていかなければ僕達の未来はありません。