玉切りされた杉の木や、材木をおっちらおっちら割っていると、見かねたのか、お隣の鳥丸さんがやってきて斧の正しい(昔の木こりの人達の技)使い方を教えてくださいました。そのうち、動画などをアップしたいと思いますが、やっぱり専門家の技はすごいですね!上達するには、針葉樹ではなく割るのが難しい広葉樹の玉切りされていない長い材料に取り組むといいですよ。という教えを受けて、庭の隅に転がっていてどうしようかと考えていた生木の丸太に挑戦することにしました。
写真のような長い丸太を、斧を振り下ろした時に跳ね上がらないように注意しながら地面に寝かせます。最初は斧が跳ね返されるだけですが、少しずつポイント変えて打ち込んでいくと、刃が少し入った様な音がするところが出てくるので、次にそこにしつこく刃を打ち込みます。この同じ場所に刃を打ち込み続ける言うのがとっても良い練習になるんですね。最初の内は重い斧をコントロールするのが難しいのですが、だんだん、なんとなくできるようになってきます。
こんな感じで口が開いてきたらもう一押し。ここで楔を使ったりする方法もあるようですが、この程度の太さでは楔が無くても木は割れてくれます。
割れた物をまた半分にすればちょうど良い太さになります。
この太さになれば丸鋸で玉切りできるので、チェーンソーが無くても薪が作れます。道具は使い始めると奥が深いし、使い方次第で可能性がどんどん広がります。日々勉強です。