2人目の研修生

田んぼの雑草取り、この過酷な作業に強力な助っ人がやってきてくれました!南の島つながりの平部さん。もともとサモアが好きでTuvalu Overviewの仕事もたまに手伝ってくれていた仲間ですが、山のツバル的な暮らし方にも興味があるとのことで、見学を兼ねてお手伝いに来てくれたのです。

鹿児島に来る直前まで石巻でのボランティアに参加し、力仕事で充分体も出来上がってますよ!との言葉通り、足腰もしっかりしていて頼もしいですね〜。実際、作業もグイグイ進み、あらかた雑草抜きが終わって心から感謝です。

田んぼでの作業を終えて、清流で体を洗う姿は、農業初心者とは思えませんね〜!というか南の島のライフスタイルを日本でも気取らずに続けている姿に拍手です。

初めての薪割りは、斧が重すぎてちょっと難しかったようです。ビーサンで薪割りはちょっと無謀かな〜(笑)

なんでも慣れが大切です。初めてのことは手を出しにくいですが、田舎暮らしの環境に入れば、否応なしに色々初めての体験ができます。始めてみて、続けていけば、そこそこ上手になっていきます。

東京に戻った平部さんからステキな感想文をいただきました。
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7月の中旬、3日間「山のツバル」にお世話になりました。「山のツバル」は、AUの電波も届かない思った以上の山奥で、蝉の声と、川の流れと、風に揺れる木の葉の音のみ響く、のどかで豊かな空間でした。

「山のツバル」の田んぼで、数日雑草取りを体験させて頂きましたが、おしりと太ももの筋肉がぷるぷる震えるようなハードワークの反面、自分の中に深く眠っていた農耕民族のDNAが目覚め活性化されていくのを沸々と感じました。不思議なことに、土を触るとすぐに、そこに生える稲がとっても可愛く思えるのですね。このお米を食べるときには、さぞおいしいことでしょう。

一日働いて薪でたいたお風呂に入ったあと、薄暗い古民家で囲炉裏を囲んで食べるミセス優子さんの手料理、冷たいビールと鹿児島の焼酎は最高でした。「山のツバル」のお庭でできた大名筍や、近所の方が差し入れてくださるとりたての野菜、これぞ本来の「生きる」ということなんだと、五感で感じることができました。

鹿児島から帰ってから、田んぼの泥で手足がつるつるになり、なぜだか新陳代謝が圧倒的に早くなったことを実感しています。今後、より多くの人がこれを体感し、五感で楽しみ、何かを学んで帰られることを期待しています。
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最終日は霧島温泉でも屈指の旅行人山荘の温泉で汗を流してもらって、地熱パワーも堪能して研修終了です。その後、8月からまた石巻でのボランティアに参加するそうです。本当にステキな女性ですね!次は稲刈りの時にまた山のツバルに来てください!とお願いしてお別れしました。平部さん、ありがとうございました!!!

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