無農薬で稲作をしていると沢山の虫が田んぼに住み着きます。蜘蛛などは他の虫を食べてくれるので助かりますが、他の虫は人間と同じように稲を食べ物としているので、やっぱり被害が出ます。上の写真は稲穂が白くなる症状。
稲穂の付け根を見ると、バッタに食い荒らされています。稲穂が出る根本の汁が美味しいようです。しかし、この被害は消費税よりも低いパーセンテージのように見えます。
僕の故郷の福島ではイナゴは佃煮の貴重な素材です。甘露煮にして食べると意外に旨いのです。足とかもパリパリしていて・・・その福島産のイナゴももう食べることが出来ないかと思うと本当に残念です。
ススキのような葉っぱでけっして美味しい葉っぱとは思えませんが、こんな芋虫とか、、、
小さな甲虫やカメムシとか
葉っぱをかじったり丸めたり、、、ある人に言わせると、虫は悪い部分を食べてくれているんだからありがたく思うべきだ!この一言には恐れ入りますが、自然からいただくお米です。少しくらいのお裾分けは我慢我慢。
それでも、稲穂は順調に育っています。肥料もあげないし、農薬も入れない、ほったらかし農法ですが、意外と問題無く育っています。こうやって育っていく様子を見ていると、とても嬉しいものです。