日本全国に甚大な被害を残した台風15号。奄美大島に豪雨被害を起こした9月17日、僕たちが反原発デモに参加するために上京して鹿児島を留守にしていた時に、山のツバルの田んぼにも被害が出ていました。田んぼの畦が土砂崩れを起こし、2坪ほどでしょうか?実り始めてきた稲が、土砂と一緒に流れ落ちてしまっています、、、、ん〜もう少しなのに残念です。
この田んぼは、10数年来耕作放棄されてきた田んぼで、昨年一年は、上流の砂防ダム工事の資材置き場となっていた場所です。崩れ落ちた部分は、工事が終了した後、盛り土をして畦を作った部分です。断面を見ると、資材置き場になっていた際の砂利や鹿児島特有のシラスが残っていて、それをきちんと撤去しないで盛り土をしたのが原因と思われます。
また、水の取込に使っている小川と本管との接続配管が細く、そのため、大量の水が田んぼに流れ込んでしまったことも原因のようです。県の職員が現場をチェックして、稲刈り後に復旧工事をすることになりました。
ちょっと崩れちゃいましたが、それを除けば、順調に稲は育っています。10月中旬には稲刈りの予定です。