テレビも新聞もない山暮らしだと日にちを忘れてしまいがちです。そこで役に立つのが古くからあるであろう日めくりカレンダー。小さい面積にずいぶん沢山の情報が載っています。右上の平成と昭和の年号の併記や月齢、ことわざ、毎朝一枚めくるのが楽しい情報達です。文字情報だけならそのまま、iPhoneやいPadに移植して活用できそうですが、実は、アナログならではの大切な機能があるのです。それは、残った頁の「厚み」です。横から見て残りの厚みを見たり触れたりするだけで、残りの歳月が直感的に分かります。素晴らしい発明品ですね。
この頃になってようやく天候も落ち着いてきたところで、山のツバルのほったらかし農園もようやく豊作の季節となりました。写真のニンジンが一番時間がかかっていて、3ヶ月くらいでようやくこの大きさ。味はメチャクチャ濃いです。子供はちょっと食べられないかも。オクラやシシトウも沢山取れます。自給自足には全然とどきませんが、少しでも庭で食べ物が取れるというのは幸せです。
一坪田んぼも稲穂がたわわに実っています。埋め立てに使った土が良すぎて、稲にはまだまだ養分が乗ってしまっているようで、この田んぼの稲刈りはもう少し先になりそうです。その前に、一反田んぼの稲刈りに挑戦です。
庭先の金木犀の木にモズの雌がやってきました。尻尾を上下に振ってけたたましく鳴きながら、庭の周囲を飛び回って縄張りを宣言しているようです。冬の鳥というイメージが強いモズ、そろそろ冬支度かな?そんな気にさせる鳥です。