タイル貼り最終日は、昨日、復旧した目地に目地材を塗り込んで拭き取る作業を行います。上の写真はすでに目地を打ち終えた後です。目地を打つ作業も簡単ではなく、ゴムヘラでタイルとタイルの隙間に目地材を塗り込んで行くのもなかなかスムーズにはできないですし、目地の周辺の余分についた材料を取り除くのもゴムヘラでは難しく、ついつい素手で目地材をぬぐい取ったり、隙間に押し込んだりと、作業を進めました。
その結果、途中からなんか指先が染みるな〜、、、タイルの切り口で指先を何重にも切り刻んでしまったようで・・・気がついてからゴム手袋をしましたが、時すでに遅し・・・
仕上げは妻が丹念に掃除をして終了。
細かいことを気にしなければ、立派なタイル貼りのお風呂の出来上がりです。雰囲気も明るくなって、これならお客さんにもさらに喜んで貰えるでしょう。
今回、磁器質タイルを貼る作業をしてみての教訓です。
- タイルの扱い方はまずメーカーに確認する。
- 見栄えにこだわらず陶器質タイルを選ぶ。また、小口タイルより大きなタイルの方が作業は楽。(しかし、大きなタイルは値段が高い・・・)
- 接着モルタルは固めにつくる。無理だけど平滑に塗る。
- 床から貼らずに壁から貼り進める。貼る時にあまり押さない。床に貼ったら、その上に乗らない。
- シートタイルは貼って、落ち着いたらシートを外して目地の様子をチェックする。タイル表面にまでモルタルが浮き出ている場合は、モルタルが柔らかいうちに取り除く
- 作業は素手でやらない。
- 予算が無くても、プロに頼んだ方が無難。揃える道具代などを考えると、左官屋さんに頼んだ方が安いかも・・・。
僕たちは、再生工事自体も事業の一環として楽しんでできたので、それなりに良かったと思いますが、次は多分プロの左官屋さんにお願いすることになるかな〜 なにしろ、指先が痛くてキーボードもろくに打てない状況ですから・・・みなさんもタイル貼り工事だけはよく考えてDIYにするかどうか選択してください。