囲炉裏間上部の天井断熱の際に少し手を入れた戸袋、その後も戸袋の扉の隙間からスースーと北風が流れ込みます。やっぱり、あの隙間を塞がないとダメかな〜
問題の隙間は屋根と新装した外壁がぶつかるところにあります。80年前の屋根なのでゆがみもあるし、材料のバラツキもあって木材だけの合わせでは隙間が塞ぎきれません。
こんな感じの大きなところでも10mmあるかどうかの隙間ですが、風は容赦なく吹き込んできます。パテで押さえて終わりにしようかとも思ったのですが、どうせなら戸袋も使いやすくしようと思い、ベニヤ板で天井を張り付けることにしました。もともとネズミとゲジゲジの巣窟だった戸袋ですが、しっかりと仕上げておけば虫も入りにくくなることでしょう。
天井を納めやすいように、側面の板を外してみます。天井裏が見えていますね。ここもちゃんと塞がないと天井裏に吹き込むすきま風が侵入します。
棚板を支えている縦の部材が邪魔なので、切り落とします。こういう工具が入りにくい場所での作業は疲れますね。再生工事の時の職人さん達の苦労が身に染みます。
もともとの垂木にベニヤ板を打ち付けて、側面の板を取り付けるための下地の角材を取り付けたところです。これで、天井からぱらぱら落ちてくるチリもなく、ネズミも虫も入ってこなくなると思います。
側板はビスで留めて、天井裏の点検口を兼ねることにしました。