初脱穀一日目

11月中旬になって、ようやく晴れ間が数日続き、籾も乾燥してきたようなので人生初の脱穀をやってみることにしました。

山のツバルの脱穀道具は足踏み脱穀機と唐箕。足踏み脱穀機は再生工事以前から古民家にあったものを修理再生したもの。唐箕は小型でデザインの良いものをヤフーオークションで購入しました。

近所の農家の人は機械の脱穀機の方が早くて楽だから、機械出して手伝ってあげるから機械でした方が良いよ!と、本当にありがたい話をいただくのですが、化石燃料に依存しない低炭素社会での暮らしの実現が山のツバルのコンセプトです。今のところ自動車を使わないという選択ができないのですが、それ以外で脱化石燃料ができる部分は積極的に進めていきたいのです。

それに、こんな簡単な道具で脱穀できるなんて、なんか、楽しそうではないですか!

ということで、早速脱穀開始!丁寧に修理した足踏み脱穀機はブンブン唸りを上げながら良い調子で回転してくれます。回転するドラムに乾燥した稲藁を押しつけていくと、籾殻が外れてブルーシートにあたるバラバラバラ〜という心地よい音が響きます。おーこれは収穫の喜び!!

こんな感じで見事にお米が取れていきます。

しかし・・・・脱穀機の出口を見ると、外れるのは籾だけではなく藁も沢山混じっています。

これをフルイにかけて籾通しをしますが、フルイから落ちた籾の中にもまだまだ藁の破片が入っています。そして、フルイの中に残った藁の中にも、籾が残っています。

うーん・・・お米だけを取り出すのって本当に大変です!フルイをかけた籾は唐箕にかけてゴミを飛ばして・・・という作業も同時に進めようと思ったのですが、扱い慣れない唐箕の作業には時間もかかるし、試しに少しいじってみたのですが、修理しないと行けない部分も出てきたので、とりあえず脱穀だけ先に終わらせよう!ということで、足踏み脱穀機をブンブン回して、一生懸命脱穀を進めました。

初日は色々試しながらだったので、10時〜5時までで約3俵(90kg)の脱穀を行いました。

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