あきらめればゴミ、頑張れば資源

先日解体を手伝った古民家から出てきた松の梁。立派だし形も良い。でも重い・・・解体屋さんに庭まで運んで貰ったものの、どこに保管するのこんなおおきな物、、、で、妻と二人でムチャクチャ頑張って母屋の床下に運び入れました。こういう時、ぶっとい孟宗竹は良いコロになります。

使えそうな黒光りした材を押し込んだところ。前出の梁は右端に見えています。床高さ75cmの母屋ですが、その空間をガッツリ占領する梁。そのうち納屋を作るときに是非活用したい材です。こういう素敵な材も普通は廃材として処理されてしまいます。まったく残念なことです。木の廃材の処理の仕方はチップにして肥料にするそうなので、おもいっきり無駄なわけではないですが。。。やっぱりもったいない。でも、最後まで人の役に立ってくれる木材って良いですね。

こちらは天井の部材。2.5mの正方形に近い大きさです。板材は買うと高いけど、よく使うのできれいにバラして保管したいところですが、この板材が「あすなろ」(杉と檜のあいのこ)という樹木の材で、粘りが無く割れやすい。杉材ならガンガン叩いて解体できるところが、そうすると割れてしまうので丁寧に釘抜きでクギを抜いて解体します。この部材を4枚頂いてきました。腕の筋肉痛と格闘すること数時間

3枚バラしてこんなに沢山の材料が手に入りました!

そして大量のクギ・・・1枚の部材に150本近いクギ。。。。もー手も指もパンパンです。努力すれば資源になり、あきらめれば廃棄物。東京に住んでいたときはあきらめることも多かったのですが、ここでは頑張れる環境があるので嬉しい限りです。

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