脱穀開始

自然農に移行して初めての脱穀です。といっても、作業は去年と同じ。違うのは姶良のお師匠さんから借りてきた、作りの良い「籾通し」があること!籾通しは足踏み脱穀機で脱穀した後に、ワラまみれの籾を篩って、大きな藁屑とそれ以外に分別する為の道具です。籾通しをした後に唐箕をかけます。

去年はこの道具が無くて、ホームセンターでザルを買ってきて使っていましたが、金属のメッシュの網では、全然うまくいかず、選別しきれなかった藁屑まみれの籾が10袋ほど残ってしまい、大阪から助っ人も来て手伝ってくれましたが、結局、機械のお世話になってどうにか処理ができたのですが・・・(参考記事:機械、恐るべし・・・)今年は、この竹製の素敵な籾通しのおかげで、機械のお世話になることもなく、スムーズに作業が進みました。

姶良で手作りされている籾通し。中央部が目が荒くなっていて、4隅はしっかり編んであります。この4隅の部分に穂首毎落ちてしまった籾を擦り付けていくと、あらあら不思議、穂首からきれいに籾が取れていきます。

昔の人が長年かかて磨き上げてきた道具は本当に素晴らしい!しかし、その使い方をきちんと伝承していくことができなければ、素晴らしい道具も無いも同然です。籾通しの使い方も姶良のお師匠さんに教えて貰えたので僕たちはラッキーでした。師匠!ありがとうございます!!

唐箕を架けて出てきた新米!量はどの程度になるか分かりませんが、味は最高のハズ!それに、お米を作った〜!という充実感と満足感、これは自然農以外では味わえない幸せではないでしょうか!

今日は、田んぼの西側と東側の区画のお米を脱穀して、あと竿3本分残っています。天気が回復したら1日続きをして脱穀作業は終了の見通しです。

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