藁撒き終了

今日は、田んぼの一年の仕上げを行いました。仕上げでもあり、来年のお米作りの開始でもあります。まず、今年刈り取って脱穀したあとのワラを長いままで田んぼの表面に振りまきます。なるべく、ランダムに、均一に・・・なかなか難しい作業です。その次に、米ぬかを田んぼ全面にうっすらと振りかけていきます。さらに、籾もさらっと振りまいておきました。

周囲の電柵と必要のない資材も片付けて綺麗さっぱりとした冬の田んぼになりました。

同時に、苗代の準備もしておきます。表面の土を薄く剥ぎ取って、ヌカを撒いて、稲ワラで養生をしておきます。来春、ここに種籾を下ろして、苗を育てます。来春の稲作の苗は、この苗床で育てる苗、ポットで育てる苗、それから、直播きにも挑戦しようと考えています。なので、苗代は少し小さめの1.5m×4m。ここでもちょっと実験をしています。右半分は、土の表面にある雑草の種を取り除く為に表土を薄く削り取っています。左半分は、表面にある草やワラをどかしただけの状態です。

田んぼの表面にはうっすらと腐葉土の層ができはじめているので、それを余り壊したくないな〜 という気持ちから、こんな実験になりました。予想では左半分は稲の苗と共に雑草も生えてきて除草が一苦労。ということになるのですが、この田んぼは、冬草が多くないので、もしかしたら、大丈夫かも知れません。

ワラで養生したら、竹で押さえて出来上がり。これで、今年の田んぼの仕事は終了です。ありがとうございました!

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