山のツバルのトイレはおが屑で処理をするバイオトイレです。1年に2回くらいおが屑を交換します。交換時期の目安は、おが屑の色とか、質感とか、色々あるのですが、排気の煙突からの臭いも目安になります。便は細菌に分解されて臭いも残らないのですが、尿に含まれるアンモニアが悪臭の元になります。
今回は、庭で仕事をしていて、薪ストーブの煙の香ばしくて甘い良いにおいに混じって漂ってくるアンモニア臭が気になりだしたので交換することにしました。
便器を外して、交換時に外すフタを外すとこんな感じ。攪拌用のプロペラなどがあって、粘土状に近くなったおが屑をすくい上げるのは簡単な作業ではありません。小さなヒシャクのようなシャベルでプロペラを動かしては止めてをしながら、少しづつ取り出します。
取り出したおが屑は、妻のたっての希望で作った堆肥箱に入れます。落ち葉や草などに使用後のおが屑を入れておけば、良い肥やしができるかもしれません。
こちらは、クヌギとかコナラとかの落ち葉を集めておいた堆肥スペース。掘り起こすと、モグラに食べられずに生き残ったカブトムシの幼虫が出てきたりします。
おが屑を投入して、刈り取ってきた草を入れます。それを何回か繰り返して、おが屑投入終了。
トイレもこんなに綺麗?になりました。
最後におが屑を投入して清掃終了。清掃後しばらくはおが屑の香りも楽しめる素敵なトイレです。