山のツバルがある鹿児島の財部町、この時期は鹿児島なのにとっても冷え込みます。生活の中心になっている囲炉裏のある部屋は、薪ストーブ一台では暖まりきりません。こういうときは囲炉裏に炭を入れると、部屋がしっかりと暖まります。
しかし、炭は高いし、自分で炭焼きをするのも一苦労です。
一昨日は雪も降って底冷えがする一日でした。囲炉裏に炭をと思ったのですが、炭のストックがなく、どーしたものかな〜と思いながら薪ストーブに薪をくべている時に、あっそういえば、薪ストーブの中の熾(おき)は炭といっしょだよな!と思って、早速熾を囲炉裏に移してみました。
クリーンバーン方式の薪ストーブは、まず薪から出てくる水分や二酸化炭素や可燃性ガスを燃やします。その後、熾が残って、その熾の熱で長時間運転します。これって、炭焼きに近いことをストーブの中で行っていると考えることができますね。ストーブの中にできた熾は燃えている炭とほぼ同じ状態と考えられます。
熾をそのまま囲炉裏に移せば、炭焼きもしなくていいし、炭に火を入れる必要もなく、一石二鳥です。その上、部屋はとっても暖かくなります。ちゃんと熾になっていれば、煙も出ないし匂いもありません。
クリーンバーン方式の薪ストーブを使われている方には、置型でも良いので、是非、囲炉裏も併用してみることをおすすめします。
今日は試しに鍋を作ってみました。大した具材は入っていませんが、何故か豪華に見えるのが不思議です。大人の火遊びは旨いいのでした。