6月12日、姶良にあるNPO法人「くすの木自然館」の皆さんが、田植えの手伝いに来てくださいました。
2002年にヨハネスブルグで開催された地球サミット、日本からも沢山のNGO NPO が参加しました。「くすの木自然館」の代表の浜本 奈鼓さんとは、このサミットが縁で知り合って、浜本さんはその後、ツバルのエコツアーにも参加してくださっています。
僕たちが鹿児島に引っ越してからも色々お世話になっています。今年からホームページの制作業務なども担当させていただいていますが、その打ち合せの席で、田植えに参加してくださるということになり、この日を迎えました。総勢8名の田植えは「山のツバル」では初めてのことです。
もともと環境教育や自然体験などを軸に活動している「くすの木自然館」の皆さんです、アカショウビンの声が聞こえれば「あっ!」と鋭く反応し、田んぼに流れ込む沢水を観察して「1級ですね!」と鋭く反応したり、それよりなにより、自然の音しかしない田んぼで、清々しい高原の風に吹かれながらの田植えを心底楽しんでくださいました。
さすがに、大人8人もいるとスイスイ田植えが進みます。通常、僕達夫婦2人で精一杯田植えして3日かかる区画を半日ほどで終えることが出来ました。みなさん、ありがとうございました!
考えようによってはビオトープに田植えをするような自然農の田んぼです。自然観察や環境教育とも相性抜群かもしれません。
ちょっと心配なのはパレットで育てている苗の様子。パレットの真中付近から黄色に変化してきてしまっています。簡単にビニールをかけて温室にしていた時に、高温多湿になったからか、栄養不足なのか、原因はよく分かりませんが、放っておくと白化して枯れてしまうようなので、早めに田んぼに植えてあげないと・・・
こちらはビニールなどかけずに放置していたハッピーヒルの苗。問題なく育っています。しかし、今年は朝晩の冷え込みが続いていて、なかなか成長が進みません。このパレットの苗は、直播き区画で発芽しなかった場所へ移植していきます。
その後も植え続けて、16日の時点での田んぼの様子。あと、1/3程度が残っています。