母屋の南東角、以前水タンクを設置して雨水を貯められるようにしていた場所です。コンクリートの基礎など作らずに、土の上にコンクリートブロックを置いて、その上に水タンクを置いて、、、といういい加減なことをしていたら、足元をモグラに掘られてタンクが家側に傾いて、雨水が床下に流れ込んでしまっていました。
急いでタンクを外して、周辺をチェックしてみたところ、奥の柱にシロアリの蟻道ができていました・・・
柱に昔、床材を支えていた角材が残っていて、その内側が蟻道になっています。この柱につながる梁には、再生工事の時にもシロアリが入っていたことがあり、気をつけていたのですが、またシロアリを入れてしまいました。
これはヤマトシロアリです。近くに水源があると、そこまで蟻道を伸ばして水を確保しながら木の中に巣を伸ばしていきます。雨漏りがあれば、雨で湿った木から水分を補給できるし、床下近辺に水や土に半分埋まった気などがあれば、そこを水源にしています。そういうことがないように気をつけないといけませんね。
この柱の上部、寄棟になっている部分では瓦からの雨漏りもあるようなので、一度、大工さんに見てもらう必要がありそうです。古民家を持つ、そこで暮らす、長年の夢でしたが、なかなか大変です。
[…] 一応、割グリ石を入れて、砂利を入れて、その上に礎石を設置しています。水が満タンに入ると500kgになるので、基礎は手抜きができません。昔、手抜きをして水タンクからの漏れ出した雨水でシロアリを呼んでしまったことがあったので、そうなることのないように真面目に作りました(笑) […]