2坪ほどの物置、再生工事の時に場所を移し替えてもらって大切に使っています。小さい小屋ですが、材料はゴツくてガッシリしています。移動するときに、クレーンで釣り上げたのですが、約2トンの重量。
梅雨時になると気になるのが雨漏り。この小屋の屋根も一部割れていて雨漏りしています。台風が来る前に治すことにしました。
割れている部分を外すとこんな感じ。小屋内への雨の侵入はないのですが、放っておくと垂木が腐ります。先日近くの古民家を解体した時にもらってきた屋根材を洗って嵌めこむことにします。
波型スレート屋根は、ごつい釘で取り付けられています。この釘が間違いなく錆びていて、釘抜きで外そうとしてもなかなか動かないことも多いのです。そこで力をかけ過ぎると、釘抜きの支点になっているスレートが割れてしまうので、支点には大きめの当て板をしながら慎重に外します。
また、写真のようにたいてい苔が生えています。先日の古民家解体では、苔がついた状態で屋根材を外して、屋外に積み重ねておいたのですが、いざ使おうと思って取り出してみると、屋根材表面の苔がすっかりカビてしまっていて、色も臭いもものすごいことに・・・、中古のスレート屋根は雨がかからないところでの保管がお勧めです。苔は屋根全体を湿らせてからサイズの合った竹の切り口で削ぎ落とすと簡単に剥がれます。苔が生えていないようにメンテナンスすると長持ちするそうです、、、
掃除済みの波板をはめたところ。それでも欠けが埋まらなかった場所には、トタン板をはめています。これで一安心。そのうち屋根のコケも掃除します。