ツリーハウス→ムササビ専用

毎年この時期になると子育てのために屋根裏に頻繁に出入りを始めるムササビ。非狩猟鳥獣だし、絶滅危惧種だし、大切にしてあげたい気持ちもあるのですが、小型犬くらいで、体重も1kgを超す個体が、遥か彼方から滑空してきて屋根瓦に落ちるときの衝撃たるや、、、瓦がずれたり、割れたりして、雨漏りの原因になります。

しかも、それが早朝4時前後、屋根に飛び降りた後は、秘密の出入口から屋根裏に入り、天井裏を縦横無尽に駆け回ります。まさに安眠妨害。今までのムササビとの生活は、左側メニューの「生物多様性」から御覧ください。

今年も、ドーン、バタバタバター その後、妻のクローゼットの天井裏あたりから、子供の声がします。

クローゼット隣の納戸の天井に穴を開けて、中を見てみると

天井の下地を爪か歯で欠き荒らした跡が見えてきました。あーやっぱり。。。今年はこんな奥まで入ってきたか、、、と思いながら、カメラを細い隙間に突っ込んで写真を撮ってみました。

やはり、クローゼットの上に巣ができています。そして、子供も2匹。こんなに大量の杉の皮をいつのまに運ぶのか?本当に感心しますが、できれば、どこか木のウロでやってほしいな〜、、、僕の太い手では届かず、妻が手を突っ込んで、子どもと杉の皮を取り出しました。

目も開かないうちからちゃんと飛膜もあって、ひと目でムササビと分かります。可愛いのですけどね、、、巣立つまでの数ヶ月間で、天井裏はには大きな糞の山もできてしまうのです。

いつもの巣箱に杉皮をひいいて、そっと、子どもたちを置き入れます。いつもは、このまま軒下に置くのですが、今回は少し離れたタブの巨木の上に載せてみることにしました。

なんでムササビのためにこんなに高いところで命綱つけて作業しなければならないのだろう、、、とか思いつつ、、、どうにか股のところに巣を設置しました。親が見つけてくれて、ここで子育てをしてくれればしめたものですが。。。どうなるでしょうか?

※一晩様子を見たのですが、元の場所から離しすぎたようで、昨晩は親が子供を見つけることができませんでした。早朝、いつもの軒下に巣箱を移動して、様子を見ることにしました。

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