川内原発1号機の再稼働反対

11日に制御棒を引き抜いて、起動を行うとする川内原発1号機の再稼働反対集会に参加してきました。山のツバルがある曽於市から、川内原発は直線距離で80km。過酷事故があれば住めなくなる可能性もある距離です。

今や、違憲発電とも言える原発ですが、正門の前には、九電が雇った警備員の前に、警察官が並ぶという、おかしな構図の警備が相変わらず行われています。警察はいったい何を警備しているのでしょうか?毎回疑問に思います。ただし、田舎の警察官は、東京のデモに出てくる権力の看板を背負ったオラオラ言う警官とは違って、意味もわからず上司に命令されたので立っています。的な親切な警官が多いので、ちょっと可愛そうだな〜 なんて思ってしまいます。

こちらは近くの海岸で行われた集会の様子。この集会を鹿児島県は許可しなかったというのは驚きです。つまり無許可集会となったわけですが、警官隊が来て撤収させられることはなかったので、鹿児島県としては一応阻止する姿勢を見せました。ということでしょう。

TBSで放送された集会に参加している人たちの様子。普通の人々の集まりです。ちなみに赤いハットをかぶっているのが僕です。なんか楽しそうに見えますが、真剣そのものです。(山のツバルにはテレビがないのですが、ネット放送で偶然この画像を見つけました。)

この集会には2000人程が集まったようです。この2000人の代表団の影には数万人、数十万人の反対意見があります。世論調査では過半数が再稼働に反対という結果が出ていたにも関わらず、九電は8月11日に1号機を稼働させ、14日に再稼働に至ったという見解を示しています。

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