明日から本格的な梅雨に突入しようというタイミング。田んぼの様子を見に行こうと車に乗って、ふと、いつも使っている薪割り台の上に見慣れない緑色が見えたので、車を止めてよくよく見ると、タマムシがまさに今巣立とうとしているところでした。
乾燥してカチカチになっているクヌギの薪割り台に、身体と同じ大きさの出口を噛み開いて、よっこいしょ、と出てくる様子にはとても感動させられました。
タマムシの巣立ち(←動画を見ることができます)
タマムシは僕にとっては梅雨明けと夏の始まりを象徴する虫ですが、梅雨入り前の夕方に、こんな風に、生まれてくるのですね。いつ見ても美しい。
その後、一息ついて、天高く飛び立って行きました。
田んぼの方は水も順調に入り、冬期湛水で期待していたトロトロ層からの濁りも確認できました。この濁りが、雑草の発育を阻害してくれるといいますが、どうなるのでしょうか。楽しみです。