鯛茶漬けができるまで

近場にある小さな漁港です。今年は右手の波止の先端が広くて釣りやすくて初心者向けの良いポイントです。アジゴもここで釣りました。今日はもう少し大物を!干物サイズのアジとチャリコと呼ばれている、25cm程度の真鯛を狙います。

午後から初めて、夕まずめに魚の食い気が上がってきて、9時頃まで釣りを楽しんだ結果!

アジと、左下はダイミョウサギという魚、塩焼きで美味しく食べられます。

そして

じゃ〜ん!鯛、尾頭付き!(当たり前ですね)

釣りに行った翌日、アジは干物用に開いて、鯛は小さいものを干物、大きなものは刺し身に、その一部を鯛茶漬けにしよう!ということで、鱗をとって、3枚に開きます。

その後、魚の皮を剥き、刺し身を作り、出汁を取り、つけダレを作り、etc etc etc

鯛のあら汁も添えて、さ~召し上がれ!というところにこぎつけるまでに、何時間かかったでしょう?釣り上げたときから考えれば24時間はかかっています。ご飯は半年かけて育てた自家製です。

味は勿論別格! こうやって食材から自分の手で採ってきて手間隙かけて作る食事は本当に美味しいのです。その過程一つ一つで感謝の気持ちが湧き上がってきます。

あの店は味の割には高いよね〜 とか、あそこはコスパいいからまた使おう なんて言っていた東京暮らしの自分が恥ずかしくなります。

メニューから選んで、ビールを飲みながら、待っているだけで料理が出てくる。なんて贅沢なことでしょうね。

その背後に沢山の人々の日々の努力があることを忘れないようにしたいものです。

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