ソーラーパネルの蓄電池置き場を事務所棟と物置小屋の間に作ることにしました。蓄電池はMSE-500という型番の産業用電池をリサイクルしたもので「NPO法人 非電力地域の人々に蓄電池を送る会」から今年の3月に購入したものです。おいおい、もっと早くできんのか!という声も聞こえますが、なかなか、色々ありまして、、、
1台35kgの電池を24台置くことになるため、総重量840kgとなり、適当な床では強度が保てないので、今回はコンクリートの床版を作ることにしました。勝手口のたたきの修正をしたときに、だいたいの感じはつかめましたが、コンクリートに関してはまだまだ素人、いちいち時間がかかります。型枠を作って、水平を出して、メッシュ筋を入れて、今年の秋は天候不順で雨がちなのも手伝ってなかなか思うように進みません。
金網の下に、コンクリートのかけらや、瓦のかけらなど、今まで色々なところから出てきたガラゴミを投げ込んで、コンクリート量とメッシュ筋の被り厚の調整をしています。電池を置く所はコンクリートを厚めにして、それ以外は薄めになるようにしたつもりですが、果たしてどうなるか、、、
数日晴れが続く予報が出たので、いよいよコンクリ打ちです。
コンクリート打設には、セメントと骨材になる砂と砂利が必要です。それぞれの比率は、1:3:3 としています。砂利はもう少し多いほうが強度が出るのですが、今回は手でこねて生コンを作るので、少しでもこねやすくするために砂利少なめです。
また、砂利は昨年、薪小屋の基礎を作るときに採石場から買ってきた、格安の無選別砂利からフルイでふるって選別してから使わないといけないので、ふるう量を少なくしたこともあって砂利少なめです。砂は、庭先にブルーシートをかぶせてストックしていたのですが、続く雨で中まででグッショリ。シートの上に置いて乾かしてみようとしましたが、全然乾かず・・・
しょうがないので、この家の再生工事のときに工務店さんが運んできた砂の残りが、テント駐車場の地面に多少のこっているので、それもまたふるいに掛けてゴミを取り除くという作業も追加されました、、、
ふるってふるって、それなりの量ができたところで、いよいよ練り始めます。まず砂9kgをパッドに入れて、次にコンクリート3kgを投入、色が均一になるまでかき混ぜます。その後、砂利9kgを投入!そしてまたかき混ぜます。もうこの時点で、背中も腰も悲鳴を上げ始めますが、気合で混ぜ続け、いよいよ水の投入。水はコンクリートとの重量比で約半分、という説明をしているところが多いのですが、扱いやすい硬さになるまでに2.2リットルくらい必要でした。
良い硬さになってから、さ〜打設!
えっ、、、、砂利と砂とセメント、合わせて21kg使ったのに、たったこれだけ、、、、あーやっぱりミキサーが必要だった、、、と反省したのは、まさしく後の祭り・・・もー気合で混ぜ続けるしかありません。
混ぜて捏ねて2回めの打設が終わるまでに30分、でも、ほんのちょっとしか進みません。それでも、強引に打ち続け、打設ハイになりかけた頃、ようやく打ち終わりました。全部で15回打設しました。
砂と砂利270kg、セメント45kgでした。たった60cm×4.2mの平面、厚みはおおよそ8cm たったそれだけなのに〜 ガラゴミを投げ込んで、量を調整した部分は少し楽でしたが、次回はミキサーをどこからか借りてくるか、生コンプラントから購入することにしようと思いました。(笑)
まーなんとなく平らにできたので良しとします。あー疲れた、、、