引き出しの設置

再生工事のときに、台所の天板の下には必要最小限の設備を造り付けて貰っただけだったので、時間を作って、少しづつ使いやすいように、改造してきました。今回はずーっと作りたかった、引き出しを作ります。

大きな開口があるだけの場所に、引き出しのレールを取り付けるための下地の角材をつけて、大まかにレールを取り付けてみた所。引き出しのレールは、左右の高さ、水平、前後の位置、など、きっちり揃っていないとスムーズに開閉できないので、この後、何回も調整する羽目になりました。

体が入らない幅の空間にレールを設置するのはかなり難しいということも実感しました。

引き出しの箱は、床下にストックしてある廃材から、適当に選んで、それぞれの角がなるべく直角になるように組み立ててあります。仮設置して、表面に配置する古材の面積と厚みを計算しながら、箱の高さと正面の出の寸法を調整します。

古材は、どの部分を使うかで、表情も、木取りの効率も変わってくるので、そこも、面白いところです。

この時、3段目の引き出しを、2段目のレールに何気なく差し込んでしまって、ロックしてしまうというアクシデントが、、、3段目と2段目はメーカーが違うレールだったので、間違えると取り外せなくなってしまいました・・・ホームセンターの特売日に、少しづつ買い溜めてきたレールだったので、メーカーはもちろんまちまち、でも、本来は、なるべく揃えたほうが、施工も簡単だし、アクシデントも少ないですね。

結局、力任せに引き抜いて、どうにか解決。少しベアリングが飛びましたが、、、機能的には大丈夫そうです。

上部の横のバーをセットして、コンセントとスイッチを取り付けて、右側の引き出しに古材を貼り付けた状態。ここまでで2週間ほどかかっています。2月中旬にインフルエンザにかかって、病み上がりのところに、細かい作業をしているので、あちこちにミスが有って、後戻りが多い!

煤で良い感じに燻製色になっている古材は、軽く洗って、オイル仕上げをするだけで、表情豊かな材に生まれ変わります。右2枚はエゴマオイルで拭いたもの。左2枚は洗っただけの状態。

すべての箱に古材を貼り付けて収めてみました。まだ、隙間も大きく、材のバタつきもあるので、細かい調整をして・・・

引き手をつけて完成です。3段目の引き出しは、押し込むと、ポーンと飛び出してくるタイプのレールを使っているので、引手は無用です。

4本の引き出しを開けるとこのような感じ。苦労しましたが、良い出来だと自画自賛です。(笑)

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