昨年末に苗代の下準備をした場所。表土を取って、草の根も取って、、、準備万端だったはずなのに。今年も草ボーボーです。
主にスギナ・ヨモギとタデ。スギナとヨモギの根は深いので、鎌では取りきることができないので、必ず出てきます。昔、田んぼだったこの畑は、湿りがちなのでタデもよく育ちます。
このままでは籾おろしはできないので、雑草を根っこから取り除きます。この有様を見て、自然農を諦める人も多いかもしれません、、、
いつもは妻と2人で行う作業ですが、この日は所用でいなかったので、一人自然農。今、右肩の関節を痛めていることもあって半分終了するのに2時間かかりました。両側に竹を添えているのは、境目がきっちりしていないと気持ちが悪いからです。性分ですね。
さらに2時間かけて苗床の出来上がり、スギナの根などは数センチの長さに切っても、そこからまた生えてくるので、完全に取りきることは不可能ですが、籾の発芽後の草取りを少しでも楽にしたいので、丁寧に作業しています。この後、平たい板で表面を軽く押さえて、籾を下ろします。平たくしておかないと、この後に籾を撒き降ろすときに偏りが出るので、この作業も丁寧に行ったほうが良いと思います。
パラパラっと籾を撒いていって、その後、密集しているところを並べなおしていきます。9時半から始めた作業ですが、すでに4時を回っていました。計量カップ2杯分を水選して1週間ほど水につけて催芽をうながして、通常ハトムネと呼ばれる状態にしたものを撒いています。少し足りなかったので来年はカップ2.5杯分くらいの籾を使ったほうがよさそうです。
その上に覆土をします。籾が見えない程度に覆土すれば良いのですが、結構な土が入ります。黒いバケットが左下に見えていますが、このバケットに6割ほどの土が2杯でギリギリでした。手前は事前に畑の土を使って用意していた土。奥は足りなくて急遽田んぼの崩れた斜面から調達した土。黒土の方が育ちが良いかな?
覆土の上に切りワラを振りまいて、その上をワラで覆います。この状態で雨を待ちます。
昨年は発芽の後にスズメの被害にあったので、この後、寒冷紗で覆いをかける予定です。5時半に作業終了となりました。
[…] 詳しくは山のツバルのホームページを御覧ください。 […]