台風24号の被害

今年、奇跡的に大きな台風の直撃を免れてきた鹿児島ですが、9月30日に通過していった台風24号は勢力も強く南九州にも影響がありました。

山のツバルの自然農の圃場も、稲が綺麗な立ち姿を見せてくれたのですが、、、

これは台風前の姿です。

台風通過翌日10月1日の様子。四方八方になぎ倒されています。こうなると稲刈りに手間がかかります。鎌による手刈りをするときに、株が傾いていると腰を落として根本を刈ろうとしたときに、穂先が顔にあたったり目に入ったりとスムーズな稲刈りが出来ないのです。

また、このように倒れている、鳩や雀の食堂にもなってしまいます。それにしても、どうにかなる軽微な被害なのでホッとしました。穂が電柵からはみ出しているところだけ、内側に押し込んでおきます。

道には倒木が散見しています。これは一番大きな倒木。枝先が架線に触れているため、専門業者がくるまでしばらくこのままとなりそうです。幸い、車が通れる空間があって良かったし、民家に当たらなかったことも幸いでした。

このような倒木の影響で電線にも影響があったようで、昨晩は6時間位停電となりましたが、ソーラーによるオフグリットが整備されている山のツバルでは停電の影響はありません。

田んぼ脇の畑も、風の被害がありました。黒豆が根本から折れてしまっていたり、里芋の葉っぱが吹き飛ばされ、茎だけが寂しく立っていたり、、、こちらも軽微な被害にとどまって助かりました。

地球温暖化や気候変動の影響で、今後、台風の勢力は強くなっていく傾向があるという話もあります。備えあれば憂いなし。みなさんもできる範囲で備えることを実行されては如何でしょうか?

 

 

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