田植終了

5月29日から始めた田植え、下の段1反、上の段5畝、周囲の斜面の草刈りなどもして6月17日に終了しました。山のツバルの自然農の田んぼでは、独自開発(大げさな、、、笑)した、ウエボーという道具を使って田植えをします。(c.f. スケボーあらため「ウエボー」

昨年までは苗と苗の間隔を35cmに設定していましたが、今年は田植えにかける時間を少し節約しようということで、40cm間隔にしました。それに合わせてウエボーも新規制作しました。土に刺さって穴を開ける爪の間隔が40cmになっています。爪の高さは6cmくらいが適当なようです。

田んぼの表面をギリギリまで草刈りをして、刈った草を条間に集めて、その間にウエボーで穴を空けて、その穴にパレットで育てた苗を落とし込んでいきます。

今年は苗の出来が悪くて、小さくて黄色くなってしまっています。これでも田植えをして水を入れれば、するすると大きく育っていってくれるはずなので、気にせずに植えていきます。

田植え直後の下の段の田んぼ。苗がかろうじて見えています。(6月5日)

6月17日の写真では苗が活着して伸び始めた様子がわかります。

昨年に引き続き、地割れやモグラの穴からの漏水で、水が溜まりにくかったのですが、ようやく落ち着いてきたようです。(6月18日)

こちらの写真は田植えが終わった上の段。日当たりのいいところだけに田植えをしています。0.5反くらいの作付けです。上の段は山のツバル清水を溜めている手製のダムに近いこともあって、水を溜めやすい条件にあります。土を柔らかくするために昨年の秋から深めに冬期湛水を行ってみましたが、これは失敗でした。

草が生えいていないところは半年近く水に浸かっていた部分です。草が生えていなくて田植えしやすそうに見えるのですが、、、

足を踏み入れると、ぬかるんでしまって、グチャグチャになるし、大切な腐食の層は行方不明になっているし、ウエボーで穴を開けても綺麗に穴が作れないし、、、僕たちの方法には冬期湛水は不向きなようです。3月ごろから水を入れて土を少し湿らせるくらいがちょうど良さそうです。

苦労の末、上の段も田植え終了。

この後は、怒涛の草刈りが待ち構えています。。。。

忘備録:上の段11パレット×200穴=2200 下の段24パレット×200穴=4800 合計7000本

 

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