真夏の分蜂

山のツバルにはニホンミツバチの巣箱が3台置かれています。重箱式が2台、巣枠式が1台です。写真の左側は重箱、右側は巣枠式です。

左側の重箱式はビール台の名前をもじって、アサヒ20号としています。3月26日に分蜂軍がめでたく入って、大忙しで巣を拡張し3台積みだったものが6段積みになって、ようやく落ち着きました。この群はずーっと雄蜂を抱えながら成長していて、ちょっと変わった群だな〜と思ってみていました。内見しても王台(次の女王蜂が育つ区画)は見当たらないので、分蜂はしないだろうと思っていたのですが、、、

8月18日、巣枠式(こちらはアサヒ6号)に内見群が来ているのを見つけました。えーこのクソ暑いのに分蜂した群が近所にいるんだ!ニホンミツバチって本当によくわからないな〜などど言いながら見守っていると・・・

22日、晴天の午前中にめでたく入居となりました。中程度の大きさの群です。この後、秋雨前線が控えているというあまり良いタイミングではありませんが、頑張って巣を大きくしていって欲しいものです。

しかし、この群、どこから来たのでしょう?いつもなら考えても答えがないのですが、秋梅雨前に他の巣箱の掃除をしてみたところ、簡単に答えがわかりました。

これは薪小屋の中に片付けてあった巣箱に入ってしまった群。3月27日の入居でした。中は蜂がひしめき合っています。

それに対してアサヒ20号は、、、

シーン・・・・まるで分蜂した後のようです。!!!なるほど!!!アサヒ20号が分蜂して巣枠式のアサヒ6号に入居した!という事で多分合っていると思います。こんな近所の巣箱に入ることはなさそうですが、この季節に分蜂することもあまり考えられないので、、、

ちなみにアサヒ20号の重箱の一番下の板の上は、スムシの幼虫の巣だらけになっていました。この板を交換するのが掃除の主な目的です。もう少し大きくなると巣箱の中を登っていってしまうので、ギリギリのタイミングでした。

巣枠式のアサヒ6号、残暑を乗り越えて頑張って欲しいものです。

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