籾を催芽のために浸水してから、おおよそ3ヶ月で出穂となりました。慣行農業の圃場と同じタイミングです。ただし、稲の背が低かったり、分蘖がほぼできなかったりした部分があったりと、いつもより、バラツキのある出来上がりです。
日当たりが悪い北側の上の段の田んぼ。8年目です。ここは水温も上がりきらない上に、分蘖時期が豪雨を伴う長梅雨に当たってしまったので、分蘖数も少なく、背も低い状態で出穂しました。背が低い方が台風などで倒れたりしなくて済むので、良いという見方もありますが、実りにどのような影響があるのか、少し心配です。
こちらは日当たりも良く、水温も十分上がる下の段の田んぼ。2年目の作付けです。一部、全く育っていない場所がありますが、その周辺は良く育っています。
下の段の北側、ここが一番よく育ちました。自然農の田んぼはなかなか法則が掴めきれません。8月下旬、秋の長雨となっていて、実が膨らんでくれるのかどうか不安ですが、ここからは圃場には入れないので、収穫の秋を楽しみに待ちたいと思います。