台風10号の被害がなかったかどうか田んぼを見に行ったところ、育ちの良い南側は概ね問題なし、の様子。
しかし、鵜山からの冷たい湧き水がかかる北側の一部で四方八方に倒されている箇所がありました。これは猪が入った後です。北側の畔に足跡も見られたので、急遽、対策を行います。
どうやら侵入箇所は北西角のようです。ここから右に伸びる溝に沿って畔を進んで圃場に入っているようです。見回ってみると、ツタ(葛)が電柵に絡みついている場所があり、そこから漏電して電気ショックが弱くなっていた模様。ツタを取って根本から刈り取利ましたが、この葛のツタの成長の早いこと、、、マメにチェックしておかないと多分すぐに絡んでしまいます。
漏電した時でも大丈夫なように、以前、ホームセンターで安売りしていた金属製のフェンスを問題の場所に配置して、物理的に入れないようにしてみました。それでも足りないかもしれないので、念のためナフタリンも使ってみます。
イノシシはナフタリンのような刺激臭を嫌うようです。できればナフタリンと同じ香りのする天然樟脳が望ましいところですが、緊急事態だったので、ナフタリン製剤のネオパースを購入。他に使うのはペットボトルとテグスです。
ちなみに天然樟脳はクスノキから精製されるもので、昔は島津藩の専売特許だったそうです。
小分けにして、ペットボトルに空けた小穴からテグスを通し、パッケージに縛り付けて、ボトルの中に小袋を引っ張り入れます。ナフタリンは水で溶けてしまうのでこのようにカバーをつけてあげれば長持ちするようです。
向かいの田んぼの人はビニールの袋でカバーをしていました。
そのままテグスで吊り下げておけば懐かしいお婆ちゃんの家の香り広がる素敵な?田んぼになりました。
稲刈りまであと1ヶ月、、、お手柔らかに・・・