ぬかるむ田んぼの稲刈り終了

今年新たに開墾した田んぼの稲刈りを始めました。事前に簡単な溝を掘って水抜きを試みましたが、山からの湧水の勢いには勝てず、ぬかるんだ場所が多い中での稲刈りとなりました。

田植えの時よりも土が柔らかく、足がズボズボ沈んでしまうような状況です。

ハザ掛け用の竹竿を置いて、そこに刈り取った稲を置いて、束ねてみたり、、、ちなみに束ねる際に使用するのは昨年の稲藁です。この方法だとビニールの結束紐などを使用しなくて済むので、プラスチックフリーですし、余計な廃棄物も出ません。

刈り取った稲を置く場所がないので、使い古した塩ビの波板を舟にして乾いた場所まで移動させてから、束にしてかけ干しする、、、なんてことをやっていると全然ことが進みません・・・

これはしんどいね〜と妻と話していたところに、なんと助っ人参上!圃場の水のこととか、竿の立て方とか、いろいろアドバイスをしてくださっていた近所のヨネコさんが、見かねて助っ人してくださいました。

流石、子供の頃からの熟練の技、僕たちの倍の速度でグイグイ刈り取っていきます。

最終日もヨネコさんに手伝っていただいて、後半はものすごくスピードアップして、あっという間に稲刈りが終わりました。

最後の一株を刈り取って満面の笑顔のヨネコさん(写真右)なんと

御年92歳

もー凄すぎです!本当にありがとうございました!

手刈りで稲刈りするのは久しぶりだよ〜と言いながら黙々と手伝ってくださって、何もなかったように家路に着く後ろ姿には尊敬の念しかありません。

友人から鉄の掛け干し支柱を分けてもらえたので、今年からはパイプで足を組んだいます。竹は保管するのに結構手間がかかるので、これはとても助かります!

16日、19日、20日、21日、22日、計5日間で1反+αの稲刈りが終了しました。周りの慣行農業の圃場ではウンカ被害が目立っていましたが、肥料を入れない自然農の圃場では根本にウンカがついても被害は出ません。豊作です!

来年も一年、食べ物には苦労せずに過ごすことができそうです。あっその前に脱穀しなければ!

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