MINICAB-MiEVで遠乗りは可能か?

MINICAB-MiEVを購入してしばらく近所を走り回りながら、生活圏での電力消費量をログしてきました。よく買い物に行く都城界隈の往復にはecoモードを多用してのノロノロ運転で4目盛りくらいの消費量で収まることが分かりました。しかし、4目盛り、、、というアバウトな表示にはちょっと不安を感じます。そこで、写真のEVマネージャーを購入してみました。

メーターパネル内のPという表示がある部分の半円形のメモリはアバウトな残量表示部分です。現在100%充電ができていて、100km走行可能という表示になっています。

手前の小さなBOXがEVマネージャーです。SOCは駆動電池の残量、PWは出力表示です。走り出すとこの数値が上下します。回生ブレーキで発電しているときにはマイナス表示になります、その時は、おー発電してる嬉しい〜となって、下りの坂道などは最高にハッピーです。

残量も正確に把握できるようになったので、以前から夢だったソーラーパワーで釣りに行く!を実行してみます。

最初の目的地は急速充電器がある「垂水の道の駅」、距離にして40km程度。山の上から下り中心でたどり着ける場所ということもあって、30%使用で到着!ここから桜島の某所まで行って戻ってくるルートの距離は往復で40km程度なので、充電せずに目標地点まで強行してみます。

Jeepでは2時間で着く場所ですが、MINICAB-MiEVのecoモードのんびり運転で2.5時間かかりました。早朝で車も少なくマイペースで走れるので電力消費も随分抑えることができたと思います。ここまでで46%の消費。走行距離は56kmです。ヘッドライトをつけながらの走行でしたが電費には大きな影響は無いようです。

大潮手前の中潮での釣行です。風も穏やかで良い日和ですが・・・

チャリコ(真鯛の子供)の入れ食い・・・・釣れるのは嬉しいのですが、できれば持って帰れるサイズが来て欲しい!

午後になってチャリコの合間にアイゴが混じるようになってきました。地元ではバリと呼ばれる魚です。ヒレに毒があるので釣り上げた後はハサミですぐにヒレをカットします。匂いも強いので間髪入れずに捌いてしまいます。こうしておけば刺身で美味しく食べられます。嫌われ者ですが引きも強くて味も良いので個人的には同サイズの真鯛よりも高級です。笑

夕方になり、復路実践!

垂水の道の駅についたところで62%の消費。残り38%ですが帰路は登り坂ばかりなのでここで充電することにします。ここの充電器は後ろに見えている桜島の火山灰対策としてシャッターがついています。コードが短くて車をギリギリまで寄せないと接続できないのが難点です。

30分かけて80%まで充電完了。道の駅に付属している温泉に入って充電を待つことができるのは、この場所のいいところです。急速充電の他に普通充電器も1台ありますが、こちらは充電速度が全然遅くて話になりませんでした。

車の中から見るとこんな感じ。

この後、急峻な坂をのんびり登って、牧之原というところまで登りきったところで残量45%。ここには急速充電器があるローソンがあるので、いざというときにはローソンで充電できますが、45%残量ならば家まで帰れるだろう!、、、どうかな?不安を抱えて強行します。

帰宅した際の残量は26%。どうにか帰れました。MINICAB-MiEVのメーターパネル内のメモリは20%台になると点滅して注意を促してくれますが、注意どころか止まってしまうのではないかというドキドキ感満載になります。EVマネージャーの残量表示があるので、ドキドキ感も随分緩和されました。

合計120kmの走行。全工程をソーラー充電のみで走り切ることはできませんでしたが、1回の急速充電で済む事がわかったのは大きな成果でした。

スローライフな運転で充電計画をしっかり立てておけば、遠乗りも可能なMINICAB-MiEVです!

 

 

 

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