庭に小振りな渋柿の木があります。今年は当たり年で大きな柿が綺麗に色づきました。昨年までは4等分にして干し柿にして楽しんでいましたが、食べすぎたせいか柿アレルギーになってしまいました。美味しそうなオレンジの実を指を加えてみているしかないという悲しい状況。
ならば柿酢にしてみよう!ということで久しぶりに柿酢を作ってみました。以前、挑戦した時はウジが湧いてしまって大失敗でした。
柿の表面の皮についている酵母の力で、柿の糖分をお酢に変えるという方法です。無農薬の柿のヘタを落としてそのまま焼酎で消毒したガラス瓶に入れます。
ガラス瓶の口には2枚重ねにしたフキンをかぶせておきます。虫が入らないように輪ゴムできっちり締めました。
数日物置の中に置いていましたが、変化がないので昼間は日向に置いておくことにしました。
柿がとろけてきたら、一日一回掻き回します。かき回した木べらを舐めると、最初のうちは美味しい柿ジュースですが、だんだん酸味が加わってくるのが分かります。
2週間経って、酸味が強くなってきたので荒濾ししました。ザルで気長に濾します。ほぼ1日ちかけて濾し作業は終了。
1週間ほどして澱が底に沈んだ頃を見計らって、コーヒーの濾過紙でさらに濾してみました。
左のガラス瓶に入っているのが濾した後の柿酢です。このまま放っておくと発酵が進んでアルコールになってしまうとのことなので、冷蔵庫で保管します。綺麗なオレンジ色の牡蠣酢はドレッシングなどにすると良さそうですね。
1リットルほど取れました!