2011年の2月に設置工事を行った薪ストーブ、昨シーズン辺りから燃費が悪くなってきていて、今シーズンは熾が思うように残ってくれずに、温度上昇が弱くなってしまいました。1月の寒波の際も寒くて寒くて・・・一体どうしたものかと点検してみると、、、
扉の裏側についているガスケットロープがへたれてしまって、スカスカになっていることにようやく気がつきました。ここから空気が過剰に流れ込んでしまって、熾がすぐに燃え尽きてしまっていたようです。
天気予報では寒波の後に数日暖かい日が続く予定!それに合わせてガスケットロープと接着剤を発注しました。このストーブは東京のFIRE WORLDさんにお世話になって導入したMORSOです。3440という型番のサイドパネルに動物の浮き彫りがついていないシンプルなタイプです。3409という型番が表示されているのですが、全く情報がない機種です。
早速FIRE WORLDさんに連絡をして交換部品を送って貰いました。
1、扉用のガスケットロープ 8mm径 2m ×1
2、扉のガラス用ガスケットロープ 5mm幅 2m×1
3、接着剤 サーミックシール ×1
この機種は扉を外すために、いろいろな部品を外さなければいけないので、扉を本体につけたまま作業します。できれば扉を外して平らなところに置いて行いたい作業です。この辺りのメンテナンス性も考えて機種選びをするのも後々良いかもしれません。
まず、古いガスケットロープを外します。グラスファイバーの破片が飛び散るので防塵マスクが必要な作業です。切れ目から外して、サラサラと簡単に剥がれてしまいました。ガスケットが収まっていた溝を見てみると、錆びていたり、以前の接着剤でしょうか、いろいろこびりついています。
ワイヤーブラシと紙やすりで溝をきれいにした後、接着剤を塗ります。
ネット情報では、こびりついた物を落とすのが結構大変なように書いてあるところが多いですが、それほど時間もかけずにきれいにすることができました。
どのくらい塗って良いかわからなかったのですが、なんとなく溝の底が満たされるような感じで塗っています。
ガラス用のガスケットには両面テープが貼ってあるので、それを使って接着します。その後、六角レンチ(4mm)でガラスを止めれば出来上がり。ガラスのほうはガスケットロープが残りましたが、扉のガスケットはほぼ2m使いました。手を離しても溝から落ちてこないので、多分大丈夫でしょう。数時間放置と接着剤の説明書に書いてあったので半日放置しました。
ついでにボディー周りもきれいにして、残りのシーズン中、存分に温めてもらいますよ!といってもストーブ前を独占しているのは猫3匹なのですが、、、
結果としては、新品の時の温度と燃費が戻って、大成功でした!というか、もっと早めにメンテナンスしなさい!ということですね。次は気をつけます。