季節外れの豪雨長雨

8月11日から降り始めた季節外れの豪雨。北九州を中心に大きな被害を残しています。予報では25日まで続く見込みです。

佐賀県の嬉野では19日の時点で1200mm近い降雨があり、冠水、洪水、茶畑の崩落など、全貌が把握できないような被害が広がっているようです。

標高400mにある山のツバルでは、浸水被害などはないのですが、崖崩れなどには注意が必要です。今回は、ちょうど夏野菜が成長していくタイミングの長雨だったので、庭の畑の作物に大きなダメージが出ています。

水分過多で溶けていってしまうミニトマト・・・

気温も低く日射も少ない為、熟さないトマト・・・

施肥をしない自然農は、作物が溶けてしまうことは滅多にないのですが、南米の乾燥地帯が原産のトマト系は、多雨には弱く、この時期の長雨には勝てません、、、

全然大きくなれずに、終いには溶けてしまうバジル・・・

ゴーヤはもう少し!頑張れ!!!

雨の隙をみて手入れしてきた落花生(左)とサツマイモ(右)はどうにか乗り越えられそうです。

 

9年前には梅雨がお盆の時期まで長引いいたことがありました。その時も野菜には影響が大きかったことを思い出しました。今年は米作を休んでいるので、お米の心配はなくて良いのですが、ちょうど出穂して受粉するタイミングでの長雨なので、米農家の人は気を揉んでいることでしょう。

10年に1回くらいの異常気象であると願います。これが毎年になると、食糧危機に繋がってしまう恐れもあると思います。

8月16日の「めざまし8」の解説に使われた衛生写真では、はるかインド洋からの雲の流れ込みが説明されています。これでは無限に雨が降り続けるわけですね・・・

この雲の流れ込みは、北極振動の影響でオホーツク海に大きな高気圧があることも原因となっています。

北極振動は北米での熱波や寒波にも影響を与える現象です。気候変動とも密接な関係があるようですが、解明されていないことも多く、不確定な要素となっています。

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