タブの木の特殊伐採

山のツバルの敷地北東には樹齢100年、樹高20m以上のタブの木があります。これだけ大きく成長できる樹木はこの環境の中でも選ばれた一本だろうと敬う気持ちもあり、また、このタブの花に日本蜜蜂が集まることもあって、伐採は考えていなかったのですが、最近の異常気象による長期間に及ぶ豪雨のによって、タブの木が道路側に崩れ落ちる不安感が高まったことと、電気自動車導入に伴ってソーラーパネルを増設する必要も出てきたので、意を決して伐採を行うことになりました。

問題はどのように伐採できるのか?ということでした。タブの木の周囲には電力線や通信線が通っている上、すでにソーラーパネルや畑などもあり、根本から切り倒すのは難しい状況です。

東側の道路から見上げたタブの木の様子です。半分以上道路にはみ出しています。この道路にクレーンを設置しても届かない上に、道路幅が狭くて大きなクレーンが設置できない状況です。庭に大型のクレーンを入れて枝を切り落としながら伐採する方法も検討したのですが、庭の畑に鋼板を敷いて工事する必要があり、それも選択できません。

結果、特殊伐採をお願いすることになりました。

伐採をお願いしたのは、霧島市を拠点にして特殊伐採をしている山業山愛の田中さんです。「山業を受け継ぎ山のバランスを取り戻す活動」という志に共感できたので、応援の気持ちも込めてお願いしました。

作業の様子をタイムラプスにまとめてみました。

 

その結果!

おー朝から日当たりばっちり!

この後、枝葉が生えてくると思いますが、梯子で届く高さなので、邪魔にならないように手を入れていこうと思っています。

途中小雨が降ったりする不安定な天候の中、僕も、妻も加勢させていただきながら、4日間で作業終了となりました。田中さん(中央)和田さん(右側)ありがとうございました!!

これで安心して次の段階に進むことができるようになりました。

 

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