タブの木を伐採して、既存の薪小屋を長手方向に増築するべく、礎石の据付まで終えました。整地してからずいぶん時間がかかっています。汗
屋根を右手に伸ばして、隣家の杉のおかげで日陰になってしまうソーラーパネルを、伸ばした屋根の上に移動する計画です。そのため、屋根はフラットで綺麗につながっていってほしい!平面的にも立面的にも増築後に破綻がないように、何回も確認しながら作業を進めてきました。
ここで問題発覚。というかみて見ぬふりをしていた箇所を手直ししなければ先に進めないことを、渋々認めた感じです、、、長年の薪の重みで基礎が沈み込んでしまっている箇所があります。それに伴って屋根の右端が跳ね上がっています。
これでは屋根の正確な高さを見つけられないので、基礎を直すことにします。
水糸を張ると3cmほど下がっています。この礎石は10cm角のサイコロを置いただけなので、下がって当たり前なのですが、、、やはり基礎はちゃんと作らないと。。。
この程度の小屋であれば自動車の2トンジャッキで持ち上げることができます。ビスだけで組み上げた構造なので派手にミシミシ鳴ります。かまわず持ち上げます。途中でジャッキが土にめり込んでいってしまうので、ジャッキの下に角材を入れたりして、水平になるまで持ち上げたところです。
柱と礎石の間に隙間ができているのが見えます。これだけ沈下していたということですね。
サイコロではダメなようなので(当たり前です!)中古の礎石を入れます。
地盤を転圧して割栗石を入れて、砂利で微調整していきます。
適当なところでジャッキを下ろすと、自重で沈み込んでいくので、また持ち上げて砂利を追加して、また降ろしてを繰り返します。
4回目で沈下が止まって水平位置で落ち着きました。
手前の柱には同じ大きさの角材をカットしたものを挟んでいます。防腐剤を塗ったので黒く見えます。
前後とも修正して、ようやく元通りになりました。
束石の基礎は手軽に使えますが、据え付けはきっちり行ったほうがいいですね。当たり前なのですが、、、