庭の自然農の畑で育った生姜です。無肥料でも立派に育ちます。本当に不思議ですね・・・
この株にはさらに不思議な点があります。
石と砂利の境目が地表だと思ってください。種生姜(手前の色の濃い生姜)が地表に近い位置にあります。
奥の新生姜は土寄せをした土の中で成長しています。
一般的には種生姜の上に新生姜ができると説明されますが、種生姜の横に新生姜を作ることが可能です。
その利点としては、種生姜を地表すれすれに植え付けることができるので、太陽の恵みを存分に受けることができるので、発芽促進と初期成長が早くなります。結果、、実が大きい生姜を収穫できます。植え付けも収穫も浅く掘ればいいので簡単ですね。根本の土寄せは、深植えでも浅植えでも必須です。
種生姜のどこから新生姜が派生するのか?別の株で見てみましょう。
このこじんまりした株も、手前の種生姜と奥の新生姜は、どちらも地表すれすれにあります。
横から見るとこういう状態。左が種生姜、右が新生姜。両者は種生姜の下部で繋がっています。
通常、生姜の種は芽がある部分を上に向けて植えます。その芽から新生姜が派生してくるのですが、浅植えをすると、芽は下から出てきて種生姜の横で新生姜が育ちます。
下から見てみると、下部で接続されていることがわかりますね。
種生姜と新生姜をパキッと切り分けたところです。
来年は、種生姜を横に寝かせて浅く植えてみようと思います。