2011年に設置した真空管式の太陽熱温水器です。水道直結型でお風呂とキッチンに給湯しています。今年1月28日前後の寒波で、接続配管が凍結破断してしまって、その修理を行ってもらった際に一緒に点検してみたところ、メンテナンスが必要なことがわかりました。
最近お湯の温まり方が弱いな〜と感じていたので、修理に来てくれた人に真空管を一品抜いてもらって、真空管からタンクの中の水に熱を伝える部分をチェックしてもらったのですが、そこには汚れは付着していなかったものの、真空管の裏側と、その下の反射パネルがドロドロに汚れているのが分かりました。
真空管を回転させて裏側を見た見た写真です。これでは反射板からの太陽光をきちんとキャッチすることが出来ません。都会ではこれほど汚れないのかもしれませんが、山間部では周辺の樹木から発生する諸々が付着してしまうのかもしれません。
反射板、手前は手の届く範囲を洗った状態、奥は真っ黒に汚れが付着しています。これでは太陽光を反射することが出来ませんね・・・
左側8本ほど真空管を回転してみたところです。ドロドロな感じが見て分かります。ガラス管なので汚れはこびりついているわけではなく、濡らして手でこするだけで取れる汚れでした。もっと早くメンテすればよかった、、、屋根の上なので、なかなか登ることが出来ずメンテナンスが疎かになっていたことは反省点です。
アップにしてみると真空管下の反射板も茶色くなっているのが分かります。真空管は回転して掃除できますが、反射板には手が届きません。
そこで、タワシを棒に取り付けて、ゴシゴシしてみたところ、真空管よりもしつこい汚れでしたが、どうにか掃除することが出来ました。
ピッカーン!タンクにサビが浮いている箇所があったので、錆止め剤を塗ってメンテナンス完了。この掃除は1年に一回くらいやったほうが良いのだと思います。
ただ、2階の屋根にハシゴで登るのが大変なことと、何回も水をバケツで持ち上げなければならない点がネックです。庭に設置できれば理想的かもしれません。
掃除の甲斐があってお湯を作る効率はアップしたように感じています。