マルバツユクサとの戦い

朝方だけ可憐な青い花を咲かせるツユクサ、道端に咲いているのが良く目にとまるかと思います。盛夏から秋口にかけてミツバチの蜜源にもなります。

近年、生息範囲を拡大していると言われているマルバツユクサが畝に繁茂してしまいました。放置すると大変なことになるので要注意です。

気をつけて芽を抜いていたのですが、繁茂する時期に出張となってしまい、戻ったら畝中ツユクサだらけになってしまいました。写真右はツユクサに覆われてしまった落花生の畝。左はツユクサを処分した落花生の畝です。右の畝はどこに落花生があるかわからないほどツユクサが繁茂しています。今年は9月中旬まで梅雨があけていないかのようなジメジメした天候だったので、そのせいもあってツユクサジャングルになってしまいました。

落花生に陽が当たらなくなっていることと、枝が浮き上がって実のつきが悪くなってしまうので、時期遅しで大失敗なのですが、ツユクサを処理します。

「草を敵にせず」ではないのですか?とか言われそうですが、草を利用してしまいましょう!というのが自然農です。作物の生育に影響のある草はどんどん処理していったほうが、収穫が得られて嬉しいものです。

ツユクサはこのように長〜く伸びて、落花生の枝に絡みつきます、力任せに引っ張ると折角土の中で膨らみ始めた落花生の実を一緒に引き出してしまうことになるので、注意しながら取り出していきます。途中でプチプチ切れるので、それもまた厄介です。

最悪なのは、ツユクサは枝にも実をつけますが、根っこにも種をつけます。これを放置しておくと来年畝がマルバツユクサだらけになります。

今のタイミングで刈り取っておけば、ツユクサの種も成熟しないで済むかな〜 というのがせめてもの願いです。

これはツユクサに引っかかって顔を出してしまった落花生。もうすぐ収穫です。丁寧に土の中に戻しておきます。

今年は収穫半減だろうな・・・

ちなみにマルバツユクサの若芽は食べられます。だからといってマルバツユクサだけ栽培することはしませんが・・・笑

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