薪ストーブの給気口

MORSO 3440CBという中型の薪ストーブを使っています。数年前より着火時にストーブの後ろの方から煙が出てきたり、給気をコントロールするレバーが固くて動かない時があるなど、おかしな症状を見せ始め、同時に燃費が凄く悪くなってきました。

ストーブの中の薪が熾になってからの燃焼時間がものすごく短いのです。給気が完全に絞れていないのだろうということは簡単に予測できました。

ボディーに歪みが出て、その隙間から余分な空気が入ってきてしまうのだろうか??? 案ずるよりストーブの裏側のパネルを外して点検します。

吸気口は鉄板がスライドして吸気量を調整する簡単な仕組みになっています。よく見ると、板の上部のボディーが削られてしまっています。

角度を変えてみると、板が熱で歪んでしまって本体との間に隙間ができていることが確認できました。この隙間から余分な空気が入り続けるのが、燃費悪化の原因です。

純正部品でも3千円くらいで購入できるようでしたが、この薪ストーブの設置に協力してくださったファイヤーワールドの担当さんの、叩いて直せばいいかも?の一言で、おーそうか、叩いて治せるかも!! なんか単純なことが思いつかないことがありますね、、、

ほんの少しだけ浮き上がっています。

叩いて治しました。笑 完全に真っ平らにしてしまうと、本体に取り付けたときに、逆に浮き上がる箇所がでてきてしまうので、左側の支点の穴に近い方に、ほんの少しだけ浮きを残すようにすると、吸気口への密着感が高まります。

密着している感じがします。給気量をコントロールするレバーも軽く動くようになりました。

静止画では分かりにくいのですが、、、燃え方も良い感じです。

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