冬から春への田んぼの様子

昨年の稲刈りの際に、地面すれすれで稲刈りをせずに、株元を残す形で稲刈りをしました。株元を残して冬期湛水をすれば、稲の多年草化ができるかもしれない!というパイオニアの方のお話を試してみよう!という実験です。

上の写真は1月4日。氷の膜が張っています。鹿児島なのに山間部は冷え込みます。

雨がふらない日が続き、1月15日には水は溝の中に少し残る程度まで減ってしまいました。冬期湛水ならず・・・山の清水だけでは水量が不足しています。

あまり雨の降らない日が続きました。3月19日には積雪。。。この雪では田んぼに水を張るほどの水量にはなりませんでした。

今年は、4月になっても寒い日が続きました。雨が降ってようやく水が溜まりました。2.5ヶ月くらい水がない田んぼになっていましたが、さて、この先、残された株から稲が生えてくるようなことが起こるのでしょうか〜

4月12日、何日か起きに雨が降るので、田んぼは湿っています。池にはオタマジャクシが泳ぎ始め、蓮華の花も満開です。

もうしばらく観察を続けながら、多年草化とならなかった場合を考えて、苗作りの準備も始めます。

コメントを残す